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代表 設計・大工 酒井和幸

代表 設計・大工
酒井 和幸

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設計・インテリアコーディネーター 酒井朋美

設計・インテリアコーディネーター
酒井 朋美

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2021.06.10

酒井朋美

長泉町新築工事~階段のすべり止めをつくる

こんにちは、わかめです。
少し前の事ですが、現場でちょっと勉強したことを書かせていただきます。

今回の現場の階段は、メーカーの既製品でもなく、工場でプレカットしたものでもなく、現場での造作階段です。
踏み板や蹴込み板を一枚ずつ加工していきますが、主人からすべり止めはどうする?と相談がありました。既製品ならば、すべり止め用ゴムなどがすでに入っていますが、それもあまりかっこいいものでもなく、どうしようかと考え、スリットを入れることでもすべり止め効果があるため、ごみの溜まりにくい少し太めのスリットを入れてもらうことにしました。
現場でその様子をみて、ちょっと感動しました。


大工さんの道具は多種多様で、色々な機械があります。もちろん、その道具を揃えることはお金もかかるし、ほんと大変なので、皆さん道具は大事に手入れや周利をして大切に使っています。


写真の道具は「溝付カッター」といい、丸い羽根が回転するのですが、通常の羽根は垂直に回転しますが、これは羽根の芯が羽根に対して斜めについていて、八の字に動くことで溝ができます。
芯にはメモリがついていて溝の幅を決めることができるんだそうです(文章にすると難しい…)。
そうして電源を入れ動かすと、なんということでしょう、きれいに溝が彫れていきます。


今回はすべり止め用の溝を掘りましたが、一般的には、襖や引き戸が動かせるように、建具の下には敷居(しきい)というものが皆さんのお宅にもあるのではと思いますが、その溝を彫るときに使う道具なんだそうです。

私はその道具を見たのが初めてだったので、彫れていく様にちょっと感動しました。
更に、その道具は亡き義父の使っていた、30年以上の年季の入った道具であることも知り、家電は10年使えればいいとされるこの時代に、「修理しながら大事に使っているよ」という夫に「えらい!」と声をかけると、「新しい道具は欲しいけど、高いんだもん(泣)」と。実際、道具が壊れた時の出費は、ほんとに痛い…。
でも、大工さんが道具を手入れをしながら大事に使うさまは、見ていて尊敬しますね。
今SDGsの観点からも、物を大事にすることは大切ですが、昔の道具は、10年使えればよいという今の考え方より、よりずっと頑丈に作られていて感動しますね。

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