こんにちは、わかめです。先日のブログでは長泉町の土地探しのお話をさかのぼってしておりますが、そちらのお宅では先日2月吉日めでたく上棟の運びとなりましたので、こちらを先にご報告いたします。
弊社の標準仕様で許容応力度計算による耐震等級3の新築物件です。
初日は東京で春一番が吹いた強風の日で、事故などないよう職人たちが細心の注意を払って上棟作業が始まりました。
![青空に映えるクレーン](https://hygge-s.com/wp-content/uploads/2021/02/IMG_1667-1024x683.jpg)
![](https://hygge-s.com/wp-content/uploads/2021/02/IMG_16362-1024x683.jpg)
あっという間に二階の床組みが終わり、大切な金物などの取付をしていきます。
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階段や吹抜け以外の2階の床に「ムクボード」を敷き詰めます。この「ムクボード」は通常よく使われる構造用合板と同じ強度で、ヒノキの幅はぎ材を張り合わせた24㎜厚の無垢の木のボードです。構造用合板と違い接着剤の使用は1/30なので、健康的。断熱性能も高く、耐震等級3を取得するための許容応力度計算に必要な「圧縮・曲げ・せん断・めり込み」などの強度は構造用合板より優れています。さらに無垢の木なので呼吸するというのが魅力です。
2階の天井(ロフトの床部分)も「ムクボード」を張り、水平構面の耐力面を作ります。その後屋根を組んでいくのですが、ここで一番高い位置になる「棟木」を施主様ご夫婦に納めて頂きました。自分たちの家を造る参加ができるので、感動もひとしおかと思います。私はこの時が一番喜ばしい一瞬です。
![ご夫婦による棟木納め](https://hygge-s.com/wp-content/uploads/2021/02/IMG_17072-1024x683.jpg)
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自分で設計したものが形になっていく工程をみながら感慨にふけっていると、足場の向こうの富士山も祝福しているかのようにとても綺麗でした。
工事も事故なく無事終了し、職人の皆さんに感謝申し上げます。
O様おめでとうございました!これからも気合を入れて頑張ります!またお打合せお願いします。
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