こんにちは、嫁のわかめです。
自宅兼事務所のリノベーション工事について前回の続きから。
屋根の瓦を撤去し、新しく透湿防水シートを敷いて通気層を作った後、ガルバリウム鋼板に葺き替えました。
今回は屋根の形状が若干複雑なのと、デザインで横葺きを選びました。
ガルバリウム鋼板は金属屋根の素材の一つで、メッキ加工をした鋼板のことをいいます。
メリットは
トタンに比べると錆びにくく、防水性・耐久性が高い。
安価である。
一番のメリットは瓦に比べて約1/10の軽さ。
軽い為、家の構造部にかかる重量が大幅に減る為負担が減ること。
屋根が重いと重心が上になるため、家は揺れやすくなり負荷が増します。
耐震性能を考えた時には屋根を軽くすることがとても有効です。
ただ、デメリットももちろんあります。
高耐久ではあるが錆びないわけではないので、定期的な塗替えが必要。
薄いので遮音性がない。
金属なので熱を吸収するため、断熱性を上げる必要がある。
メリットデメリットを理解した上での選択が必要です。
次回以降に遮音性と断熱性を上げるための対策をアップします。
屋根完了の写真を撮り忘れ、時間が飛んで太陽光パネルが載っています。
この太陽光は、太陽光発電システムの第三者所有モデル（PPA）といい、利用者が太陽光発電システムを購入し設置するのではなく、サービスを提供する事業者が所有する太陽光発電システムを設置するサービスです。
いわゆる「０円ソーラー」。私たちはTOKAIのZERO SOLARを選びました。
・設置料0円
・日中は使った分だけ27円/ｋWｈで利用
・災害、停電時には作った電気を0円で利用可能
・10年から15年のサービス終了時に無料でシステムがもらえる
・その間のメンテナンス料金はかからない
屋根を事業者（TOKAI）に貸してあげて、太陽光で発電した電気は事業者が持っていき、利用者には太陽光の恩恵はないけど日中の電気料金は事業者（TOKAI）から安く買うというのがメリット。
欲を言えば蓄電システムもついていたら嬉しいけど、そうすると０円じゃないでそれはサービス終了後に考えるという事で。
電気代が値上がりしている昨今、オール電化のわが家にはいいのかなと。
オール電化は日中の料金が35.76円/ｋWｈなので、27円は嬉しい。深夜電気が27.86円/ｋWｈなので、ほぼ同等。
ただ、わーい０円だーとも喜んでいられないのはやはり、寿命があるという事。最終的な処分の事も考えなければならない。
メーカーに聞いたところ、耐久年数はパネルは20～30年。プツンと壊れるというより、発電量が減るので、場合によっては50年は可能ではないか。
では、問題の処理方法は？2040年処理問題。深刻であるからこそ、メーカーも国上げてリユース・リサイクル方法を考えているとのこと。
日本の技術力に期待して採用しました。
沼津市ではPPA導入の利用者に3万円の補助金が出ます。弊社は店舗併用住宅という事で頂けませんでしたが、ご検討の方はいかがでしょうか？
