本日は長泉町の新築工事の完成までを綴っていきます。
前回は玄関の内部を紹介しました。
玄関を上がるとすぐにLDKになります。
リビングへの入り口の木製の引き戸を開けると、開放感のあるLDKが目に入ってきます。
「木」と「珪藻土」の風合いが気持ちをリラックスっさせてくれます。
先ずは正面のTVボードから。
このTVボードも私の手作りです。
1枚の杉板から全てを加工し、現場で溝を作って敷居を納め、幅45㎝
の天板に溝を作って鴨居兼用で納める。
これを納める時も一苦労でして、カウンターがL型になっているので、その板に連結するように差し込みの穴を作ってはめなければ、カウンターに段差ができてしまいます。
これはO様のご主人にも手伝ってもらい、子供たちに声援をもらいながら納めました。
正面の建具も15㎜と薄かったので反りが強く、どうやって反り止めをしようか悩みました。
(反ってくると建具が開きません)
そこで、上下に溝を彫って金物を使って反りを解消。
引手部分も溝を作り(なんだか溝ばっかり作ってる気が・・・しかも現場で笑)
スッキリとしたデザインに仕上がりました。
仕事をしてる時は気づかないですが、こうやって全体でみると杉の木目が綺麗で、雰囲気がとても良いと思います。
正面の棚にはゲームやDVDレコーダーなどを収納するため、コードがぐちゃぐちゃになりがちです。
そこでTVで隠れるカウンター部分に穴を開け、TVとほかの機器の接続のコードを人目につかないようにスッキリ収納しました。
左右の棚も可動棚にしてあり、かなり収納できるようにしました。
続きはまた後日。