暖かい日が続いています。
「女心と秋の空」なんて言葉があり、ころころ変わりやすい季節なのですが今年は台風も少ないし、現場仕事の私としてはとても有難く現場も順調に進んでいます。
さて、1週間ぶりの投稿になりますが、本日も富士市の耐震リフォーム工事の進捗状況を綴っていきます。
この1週間で何か進んだかというと、見た目にはあまり変化がないように感じます。
というのも、壁を張ったり建具や床などを造れば見て進んだのはわかるのですが、やはり時間をかけなければいけないのが下地処理であり、ここを疎かにしてしまうと後々大変な試練が待っていることも分かっているからです。
試練とは、クレームだったり意匠が汚かったり余計に時間が掛かってしまったりなど、とにかく信用を無くします。
本日も自分が造ったものが気に入らなくて、付けたものを外していたら施主様に「せっかく付けたのに・・・」と言われました(笑)
工期や単価の厳しいメーカーや工務店の仕事などは「前進あるのみ、自分のやった仕事は振り返らない」なんて職人を数多く見てきましたが、単価の厳しい職人がかわいそう、ではなく、一番かわいそうなのはエンドユーザーである施主様ですよね。
ですので、俯瞰すると面倒くさい仕事でも一生懸命やっていきます。
これは既存のトイレのドアです。
引き戸にしてほしいとの依頼があり、交換することにします。
これも只建具を交換すればよい話ではありません。
柱が絡んだり下地が絡んだりしてくるので教科書などは存在せず、自分の判断で納め、デザインも自分なりにかっこよく仕上げていきます。
引き戸に交換しました。
ぱっと見はそれほど変わったように見えませんが、これでも1日掛かっています。
壁のプラスターボードの施工が終わったので、クロスを張る前の下地処理です。
2回の処理が終わってもう一度仕上げの処理を行います。
クロスも張り出せば早いのですがその前が一番大事なので、少し時間を掛けてでも丁寧にやっていきます。
お孫さんたちもわくわくしてるので、最後まで気を抜かずに頑張っていきます(^^)/