あれ?
冬がどこかへいってしまった?
本日、3月14日はとても暖かい一日になりましたね。
私の住む静岡県では25度でとても過ごしやすい陽気となりました。
通常であれば気持ちの良い気候ですが、数日前までエアコンを使う陽気だったので身体がついていかず、現場仕事の私はとても暑くて半袖で仕事をしていました笑
さて、本日は先週から着工しております富士市の耐震リフォーム工事について綴っていきます。
現在着工中の現場はあまり地盤がよくなくて、湿気も籠りやすい地域です。
着工前の事前調査の時に床下に潜ったところ、全体的にシロアリ被害がある感じでした。
施主様には事前に説明してあり、「土台が腐ってしまっているところはやり替えます」と伝えてあったのですが、一か所目の補強部分からやり替えとは・・・汗
施主様と一緒に見てもらったのですが、相変わらずこのシロアリたちは木の皮一枚残して内部を破壊していきます。
なぜ表面一枚だけ残して内部を食べていくかというと、シロアリは乾燥を嫌うため、トンネルのように自分の体を乾燥から守るためなんですよね。
だから湿気の籠る床下大好き!
まして日常生活で床下の点検なんか普通の人はしませんよ!って話。
ですが、シロアリ被害や腐朽菌(簡単にいうと木を腐らせる菌)で弱ってしまったところにあの「阪神淡路大震災」がやってきたのです。
それまではリフォームの時などにシロアリ被害がわかって対処できたりしましたが、今ほど耐震に関心がなかった時代なので、車の車検のように床下等の定期点検をしなかったことも被害が大きくなった要因の一つですね。
ということで、毎度のことですが土台を入れ替えていきます。
しっかり基礎と緊結させ、びくともしない土台に変わりました。
たまたま富士市役所の中間検査もあったので、金物の付け方等もしっかりと検査していただきます。
妻も管理建築士として立ち合い「いつもわかりやすい写真や報告書で助かります」との言葉を頂きました。
役所の方からそう言ってもらえると嬉しいです~(^^♪
ではまた後日・・・。