暑い。
とにかく暑い。
残暑が続いておりますが、みなさんはどのようにお過ごしでしょうか。
緊急事態宣言が全国に拡大し、この静岡でも毎日多くのコロナ感染者が出ているので、外出を控え、オリンピックに続きパラリンピックを自宅で観戦しているのでしょうか。
現代ではリモートワーク、働き方改革などもあって自宅に居る時間が増え、エアコンや扇風機があるところで仕事している人が多くなったと思いますが、現場仕事はそういう訳にはいきません。
現在、富士市のF様邸の耐震リフォーム工事をさせていただいております。
キッチン、浴室、LDK、耐震とそこそこの規模の工事であり、尚且つ住みながらなので、完成したところに移動、また移動と簡単には行かず、お客様の居住空間にはなるべく埃がいかないようにと気を使いながらのこの暑さ!
本当に参っちゃいそうです汗
そうは言っても仕事なのでやらなければなりません。
先ずは耐震リフォーム工事の基本の物入等から耐力壁を増やしていきたいと思います。
解体後に筋違いを増やしてかべを強くしています。
現行の耐震性能には欠かせない、柱頭、柱脚金物です。
これは、地震時に横揺れが発生し、筋違いが突き上げられた時、梁が柱から抜けないようにするための金物です。
場所によってビスの色が違うのにも理由があり、色でビスの太さ、長さが違います。
また同一箇所で色が違うのは、「背割り、胴貫」といった、「指定のビスでは届きませんよ」という部分が存在しており、それを補うためにも違う色を使ったりしております。
さらに構造用合板を張った写真です。
筋違い2本では耐力が足りないところはこのようにしていきます。
そして、中段、枕棚、床を復旧して完成です。
至る所にブルーシートや養生をしてますし、埃が舞わないように窓も閉めているので無風・・・汗
六畳間の作業スペース。
この時期の無風はキツイ!!(笑)
しかし、このコロナ過で仕事がない人、災害に遭われ、家を失い仮設住宅で生活をしている人のことを考えればなんてことありません。
リフォーム工事を「ヒュッゲホームズ」に依頼してくれたことに感謝しながら、明日も汗だくになりながら頑張っていきます。