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HYGGE+HOMES ヒュッゲホームズ|沼津市 工務店

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二の岡ハム

富士市耐震補強工事完成のお礼を頂きました

こんにちは、わかめこと嫁の朋美です。
先日、富士市で約3か月にわたる耐震補強リフォーム工事が完成して、お引渡しをいたしました。写真は工事完成時にお客様からお礼を頂いたものです。
弊社では静岡県「TOUKAI(東海・倒壊)-0」事業(昭和56年5月以前に建設された木造住宅の耐震化促進)に参加しており、主に富士市からの依頼で無料の耐震診断を行っております。
こちらのお客様も富士市からの依頼で診断を行ったところ、平屋の立派なお宅でしたが、築50年以上という事もあり日本家屋の伝統的な形である、田の字に近い間取りの為、壁が少なく診断の数値がとても低い結果となりました。無料診断の場合、決まりにより日本建築防災協会の診断方法を活用します。方法は「4分割法」というものを用いて建物を東西南北面を4分割し、その両端1/4範囲の保有する壁量を計算し、その充足率で判断します。地盤や基礎の構造なども考慮します。
「TOUKAI-0」事業はその後、補強工事を行う予定がある方に、精密診断をします。もっと細かく各部位の劣化や欠陥、偏心率や床倍率、地盤や水平構面(屋根や床の配置による凹凸、吹抜け等)、床下や天井裏等も調査し、必要な鉄筋や金物などの有無を調べるなどして各部位の必要耐力を求めます。

小屋裏調査
小屋裏調査時

専門的なワードだらけですが、「偏心率」これが地震時に大きな影響を及ぼします。建物の質量の中心となる「重心」が、強度の中心となる「剛心」から離れていることを「偏心」と呼び、その離れ具合を示した割合を偏心率と呼びます。

補強前偏心率の図面
補強前:重心と剛心が離れている

地震に強い家にするには、この重心と剛心をなるべく近づけ、偏心率を少なくすることが大事です。

補強後偏心率
補強計画後:重心と剛心がほぼ中心に来ている

補強計画は、筋違や金物、合板などを使った耐力壁を作ることで偏心率が近づきバランスよく壁を配置するなどして、地震に強い補強を考えます。

施工前
工事中筋違
施工中:耐力壁(筋違など)
工事中筋違金物
工事中:筋違金物、柱脚金物

工事中のブログは酒井がアップを予定しています。
私は完成後、「TOUKAI-0」事業の補助金を利用しているのでその報告書の作成中でございます。今回の補助金は100万円と、材料に静岡県産材を利用しているので7万円の補助が受けられます。
ブログの冒頭に載せた写真ですが、中身は有名な御殿場「二の岡ハム」!
美味しいんですよね!私も久しぶりのご対面。

二の岡ハム

ベーコンにロースハムそして二の岡ハムといえばボロニアソーセージ。
どう料理しようか、最初はまず素材を味わうには、ベーコンは軽く焼いて、ロースハムはそのまま、ボロニアソーセージはサンドウィッチにしてみました。

うーん♪ボロニアソーセージはサンドウィッチにピッタリ!ロースハムは噛めば噛むほどお肉の旨味と、ほのかに香る燻製の香りがとても上品!脂身もくどくなくなんて美味しいんでしょう。ベーコンはこれでもか、という燻製のいぶし感がスーパーのベーコンの足元にも及ばない美味しさ!
小松菜のスムージーと一緒に素敵なランチを頂きました。
お客様にはとても喜んで頂き、更にお礼まで頂いて本当にうれしかったです。
この仕事をしていて一番うれしいのは、やはりお客様の笑顔を見れたときです。
がんばってよかったなぁ、とつくづく実感する瞬間ですね。
次の仕事のモチベーションも上がりました。また良い仕事ができるように頑張ります!

完成
完成