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HYGGE+HOMES ヒュッゲホームズ|沼津市 工務店

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長泉町新築工事~土台

本日も上棟前についてです。

今現在、上棟して1カ月半になりますが、基礎から土台敷きを振り返り。

水道の勝亦さんに砕石を敷いてもらい、土台や柱にホウ酸処理を施したので、建物の土台部分を施工していきます。

前日の雨で基礎の中が水たまりになっています。

よく基礎に水抜き穴を設けたりする現場があります。

基礎通気工法なら良い?のですが、こちらの物件では基礎内断熱工法(床下の基礎内部も家の中と考え、同じ温熱環境にする)にしますので、水抜き穴を設けてありません。

ですので、雨水が溜まるたびにバケツ等で排出です汗

そもそも、ホウ酸処理をするとシロアリ予防の薬剤と違い、薬品ではなく鉱物なので揮発はしませんが雨で流れてしまいます。

よって、晴れた日を狙って施工します(梅雨時は悩む)。

基礎内断熱工法の場合、土台の時に断熱材を基礎の内側に施工するのですが、私はこの時にはやりません。

というのも、この時点で断熱材を施工して、上棟までに雨が降って基礎内部に雨水が入ってしまうとかなり大変なことになります。

断熱材が邪魔をしてなかなか乾きません!

建物が完成して引き渡しまでカビ臭いことも。

土台、下地の床板まで終わるとブルーシートをで養生しますが、ブルーシートは傾斜をつけないと雨が染みてきます。

ですので、基礎周りの断熱は上棟後です。

床板は断熱材を後から入れるため仮止めです。

それと、床板の断面を見ると板を縦に合わせてあります。

これは「桧の無垢ボード」といい、横に合わせの糊を使っている構造用合板と違い、湿気をスムーズに排出してくれます。

ヒュッゲホームズの考え方「人も木も呼吸できる家づくり」です。

床板と屋根下地(野地板)には全てこの無垢ボードを使用。

例えば4人家族の場合、一日に発生する水蒸気の量は、人体から4リットル、炊事などで5リットルで合わせて9リットルもの水蒸気が発生します。

驚くのは、人体から4リットルも出ている点ですね。

だからこそ、家自体が呼吸できるようにすることが大事なんだと思います。

ヒュッゲのコンセプト!

床板が終わったらブルーシートに「勾配」をつけて材料を保護します。

その日の夜は天気が大荒れと予報で出ていたのでなおさらです。

翌日
凄い水たまり

翌日、恐る恐る現場に到着。

夜中に台風のような豪雨。

土台が濡れたらホウ酸が流れてしまう・・・と。

セーーーーフ!!!

というより、一滴も入っていません。

ブルーシートに勾配つけて屋根作ってよかったー。

これで安心して上棟日を迎えることができました(^_-)-☆