本日も長泉町の新築工事の進捗状況です。
屋根の断熱工事を終え、2階の壁に移行しました。
これは一部分の壁ですが、金物部分などの取り合いなどで、かなりの切り落としがでます。
その切り落としを捨てるのか、または使っているのか、他の実務者がどのようにしているのかわかりませんが、私は使います。
かなり継ぎはぎになっています笑
これを見た人はどのように思うのか・・・
「新築なのに見た目が汚い」と思う人もいるでしょう。
ちなみに、施主のO様は
「究極のエコですね~。環境に優しい家づくりで嬉しいです」
と、大変喜んでいただきました。
このように、捨ててしまいそうなものまで再利用できるのも、ウッドファイバーの良いところです。
まあ、パズルのように組み合わせていくので時間はかかりますが(^^♪
そうしたら、今度は外壁に面する金物の熱橋部分の断熱です。
この羽子板という金物は外部に突き出しています。
ということは、その外気が金物を冷やし、室内の空気が接触して結露が起きやすくなります。
内部結露は目に見えないので本当に厄介です。
結露で木材が傷むと耐震性が落ちてしまうので、可能性のあるところは入念にやります。
「かんざし」と言われる部分もしっかりと。
(そういえば、ドリフトピン施工をしてる業者の人たちは、ドリフトピンの熱橋部分はどうしてんだろう?)
そして、2階の断熱工事が全て終わったので、1階に降りてきました。
1階では先ず、基礎断熱材を入れます。
多くの工務店が土台のときに敷きこむのですが、雨が入った場合乾かすのが大変。引き渡しまで乾かず、カビ臭い例もあります。
ですので、私は完全に雨が入らない状態でやります。
基礎コンクリート部分に断熱材を取り付け、隙間はウレタン発泡を充填。
なんとか一人で頑張っております。
基礎断熱だけであと二日ぐらいかかりそうですが、気を引き締めて頑張ります。