こんにちは、わかめです。
前回のお話は、お施主様と新築用の土地を見に行き、最後に見た物件が私はいいのではと感じましたが、お施主様のご要望とは合わず、一旦持ち帰り考えてもらうことになったところから。
長泉町はそもそも町が小さく、首都圏へのアクセスがよく更に子育て支援の充実を理由に若い世代に人気のエリアなので物件数も少なく、高価でかつ競争率が高い地域。ただ、新規開発された区域は整備されていますが、古くからある地域は全体的に道幅が狭いというのが私の印象。首都圏から移住される方々は、そのような古くからある地域は敬遠しがち。それはどこの地域でも同じですが、古くからのコミュニティに新参者は馴染みにくいというのが大きな理由。そういう方々は分譲地を選びますが、こちらのお施主様は生まれも育ちも長泉町なので、そういった不安は少ないというのが土地選びのポイントの一つ。やはり分譲地は割高です。
当然予算も考えなくてはなりません。
数日後、お施主様からご連絡があり、私達がお勧めした土地に決めようかとの事。
「やはり、子供たちを窮屈な場所で育てるより、広いところで伸び伸びと育てたい、学校はすごく遠いわけではないし、細い道は車ではなく自転車で移動してもいいんだし、何よりお買い得(笑)」それだけ納得されているならば安心です。
早速私は法務局へ。何を調べるのかというと、ひとつ気になる点があるからです。それは北側のお墓。売り出しの土地は現在駐車場ですが、以前はどんな土地であるか。もしお墓だったら、やはり嫌ですよね。
それらを調べるには登記簿もしくは全部事項証明書でわかります。法務局で土地の情報を提供してくれます。
私はさかのぼれる過去までたどってみました。現在の登記簿システムは昭和の終わりころからコンピュータ化が始まっているので、パソコンで検索できますが、それ以前の古い情報は閉鎖登記簿といって手書きの登記簿帳が法務局で保存されています。調べて頂いたところ、明治25年までさかのぼぼることが出来き、ずっと畑であることが分かりました。念のため、北側お墓の土地の登記簿もさかのぼったところ、やはりずっとお墓でありました。ということはこの土地はずっと畑であった可能性が高い。この件はクリア!
次に地盤の情報を調べます。長くなるので次のブログに続きます。
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