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キャリア教育授業~伝法小学校

こんにちは、わかめです。昨日は富士市の伝法小学校にて、子供たち(小学6年生)に「職業講話」をさせて頂きました。富士市男女共同参画課からの依頼により、今年で5年目になります。


職業に対して無意識に持っている性別によるイメージ(この職業は男性、この職業は女性)を取り払い、視野・可能性・夢を広げられるよう、男女共同参画の視点からのキャリア教育授業ということで、女性で建築士であるという事で、私が選ばれちゃったわけですが、「夢を広げられるように」かぁ…。
私のキャリアは波乱万丈だったからなぁ…、苦労話ならいっぱいできるけど、夢を与えられるのかが心配だ(笑)。

毎回授業する学校は違っていて、小学校や中学校を訪問し、体育館で1学年が全員集まり体育座りした子供たちに、パワーポイントを使って説明します。
私以外にあと二人。今回は男性の保育士さん、女性の消防士さんがいらっしゃり10分程度づつお話します。相変わらずチキンの私は小学生相手に緊張。
だって、小学生とはいえ100人の前ですから(汗)。
その前に職業当てクイズがあり、普段着で出ていきその方の職業を当てるというもの。
私の場合は「美容師・イルカの調教師・弁護士・建築士」の4択(市役所の職員が考えたもの)。私泳げないし、こんないいかげんな弁護士は嫌だ(爆笑)、笑えるけど、それなりに子供たち、パラパラと手を上げる。
イルカの調教師に見えるのかぁ、たぶん溺れてる(笑)
一番多かったのが美容師。それはちょっと嬉しいかな。

イルカの調教師だったら、子供たちにとって面白い話ができると思うけど、建築士が面白い話ってのは…。
・「仕事の内容」といえば建築基準法の法律の話だったり(堅い!)
・「この仕事に就いたきっかけ」といえば若かりし頃、バブル崩壊後の就職難だった頃、就職に失敗したから、とか(重い!)
・「この仕事で大変だったこと」といえば、男性社会の建築業界で、何にもできないただの女の子ではバカにされるから資格を取った、とか(苦労!)

小学生が共感できないであろう話をしてやるのですが、なぜか毎回、終了後のアンケートではかっこいいとか、あきらめず資格を取って夢を叶えてすごいとか、私もあきらめず夢に向かって頑張りますとか、夢の枠が増えたとか言ってもらって、毎回来年こそ、職業講話の仕事を断ろうと思いつつ、5回目。


男性保育士さんは職業当てクイズから、子供たちのハートを掴み、休憩中に子供たちに囲まれていて、やっぱり人気あるなぁと思っていたら、昔の教え子さんだったと聞き、成長が見られる仕事はいいなぁ、と思いました。
私は毎回成長できず、面白い話ができない。来年は少しでも子供たちのハートを掴みたい…。
あれ?来年も受けるの???