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HYGGE+HOMES ヒュッゲホームズ|沼津市 工務店

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静岡県テレワーク対応リフォーム補助制度を活用しました

こんにちは、わかめです。
静岡県では、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、働き方や住まい方の多様化による、在宅勤務などのニーズに合わせた住環境を形成するための「新しい生活様式」に対応したリフォームへの補助金制度を実施しており、対象工事にかかる費用の1/2、最大35万円の補助が受けれられます。
対象リフォームとは、必須工事があり、①テレワーク対応リフォームとして「デスクを作り付けにより壁に固定する」もしくは「間仕切り壁を設置する」こと。両方とも壁に固定することが条件です。
②新たなライフスタイル対応リフォームも対象となり、感染予防・家事負担軽減や、換気や省エネ設備もプラスになるので、ぜひ利用したいところです。
今回は三島市M様邸にて、補助金利用の工事をさせて頂きました。

静岡県チラシより


M様邸ではデスクの作り付けと、それに伴う照明器具の新設、コンセントの移動、感染予防のための抗菌クロスへの張替え工事が対象となりました。
あまり使っていない部屋は子供の遊び場兼、物置と化した6畳間を、奥様のテレワークスペースにリフォーム。
長さ2m40cm、奥行き55㎝の大きな作り付けデスクはアイカ工業メラミンポストフォームを使用。このメラミンという材料は傷や汚れ、水にも強く、作業用デスクにはぴったり。感染予防という観点から材質に抗菌作用のあるメラミン材を選びました。継ぎ手のない一枚ものにするために、アイカ工業の工場で作ったものを加工。支える脚や背板もメラミン化粧板で製作したので、あとは現場で組み立てるのですが、このポストフォーム、デメリットはなんと重たいこと。
先にコンセントの移設や照明器具の増設、クロスの貼替を済まし、いざ搬入。工事場所が2階でしたので、長く重たい材料を階段を上がっていくことがとても大変。しっかり養生をしたので、傷をつけることなく搬入成功~。
組立は夫も含めて3人で。


まずは床の既存タイルカーペットを脚や背板になる部分をカットして、背板を仮止め、次に脚になる板を立て、ダボに木工用ボンドをつけて、カウンターをダボに差し込むのですが、テーブルをきれいに仕上がるようにサイズを間口ぴったりに作っているので、間口に入れ込むのも壁にキズを付けないように慎重に、3人で息を合わせて少しずつ…。

声を掛けながら、はい左下げて、次右ねetc…


少し入ったら、上からあて木をしてダボの辺りを金づちで叩いてはめていきます。
ふ~綺麗にはまりました。あとは、背板を壁に固定。これが今回の補助金利用で大事なポイント。
固定してあることを写真で証明しなければならないので、工事工程も写真で提出です。

あて木をして上から金づちでたたいて、ダボに入れ込んでいきます

壁に固定することがポイント
完成!


本を収納できるワゴンも製作。残念なことに、これは固定できないので補助金対象外。
写真右側は可動棚ですが、棚を外せば2人が座れるようにしました。はい、きれいに納まりました!
ダウンライト照明も実は工夫したんです。ダウンライトでよく聞く失敗が、エアコン近くにダウンライトを持ってきたときに光がエアコンを照らしてしまう事。
それをやってしまうと、コーディネーターとしては恥ずかしい。この写真はエアコンを照らしていませんよね。

なぜかというと、こちらはダウンライトの配光が広がらず、細い集光タイプを選んだので、必要なテーブルの上だけを照らしています。ダウンライトはすっきりしていてかっこいいですし、価格もお手頃ですが、商品の選定には知識が必要なんです。こちらは調光でかつ、光の色も調節が可能です。昼間の仕事時には蛍光色といって白い光、夕方になったらオレンジ色の電球色に調節ができます。仕事に集中できそうですね!
補助金はとてもありがたいですが、M様とも話しましたが、デスクがあったら椅子が必要ですよね?ただ、椅子は補助対象外というのが残念なところでした…。

補助金は来年2月まで受け付けています。ご興味のある方はお早めに。