こんにちは、わかめです。
以前、自宅兼事務所工事にて、蟻道を見つけ外壁を全部取っ払ってしまったあと、外壁側がどうなっていたかというと
一番ひどいところはこんなになっていました!
なんと、2階の破風板(屋根先の部分)までシロアリに食べられていました!怖!
ここまで食べたらシロアリもお腹一杯だろうな・・・(笑)。
予想はしていたものの、ここまでひどいとは思いませんでした。
外壁が割れていたのでそこから雨が入り、湿気る事でシロアリのお食事処として好条件になってしまうのです。
家はメンテナンスを怠るとこうなってしまうのです。
では、ここから本領発揮。
まず、ダメな部分の土台を入替ます。
リフォームの場合、基礎と土台を繋ぐアンカーボルトを「あと施工アンカー(ケミカルアンカー)」という薬剤を使い、既存基礎と土台に穴をあけ、強力接着材のこの薬剤を投入し新しくアンカーボルトを差し固定します。
そこに「タイトニック」という以前ブログにて紹介した木やせに強いボルトを固定します。
以前のブログ☞https://hygge-s.com/?s=%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%8B%E3%83%83%E3%82%AF
次にスカスカになってしまった柱の入替です。
土台から梁までの古い柱を撤去し、新しい柱を入れるのですが、新築の場合「ほぞ」といって土台や梁に溝をつけ、柱には突起を作ってその凹凸に柱を入れ込むのですが、リフォームの場合、新築と順番が違うのでほぞは使えません。その代わり「柱交換用パイプコーナー」という耐震補強工事にも使用する、とても強度のある金物で土台と梁に固定します。
既存の基礎に新しい土台と柱が入りました。必要な個所に筋違と筋違金物を付けて補修完了。
弊社標準仕様のシロアリや腐食に強いヒノキを使用しています。