朝晩とだいぶ涼しくなってきましたが、日中は日差しが出るとまだまだ暑い日が続いています。
本日は、先月完了した地盤沈下で家が傾いてしまった建物修正工事の続きを綴っていきます。
今回の工事は、専門家しかできない工事は我々ヒュッゲホームズが施工し、仕上げなどはDIYでやっていくリフォームになります。
仕上げの工程までにやることがまだまだあるので、先ずは前回の続きを。
掘って出た土を転圧して埋め戻していきます。
これ以上基礎は下がらないように打ち込んだ杭ですので、現時点では建物の傾きは直っていません。
これから準備をして家の傾きを直していきたいと思います。
これからゆっくりと6㎝ほど上げていきます。
一気に上げてしまうと建物に歪が出てしまい、外壁や内壁が大きく割れてしまいます。
お客様にはしっかりと説明し「慎重にやっても、どうしても割れは出てしまいます。そこは補修するということでよろしいですか?」と確認を取っておきましょう。
今回も外壁が少し割れたので補修していきます。
この説明をしないとトラブルになってしまうので、丁寧に説明するといいでしょう。
また、持ち上げる前に地盤沈下で基礎が大きく割れていたため、基礎にはエポキシ樹脂系を注入して強度を取ります。
その後は浮いた家と基礎を緊結します。
これで建物の傾きは直り、基礎と建物を一体にすることができました。
ここからようやく大工工事です。
昭和56年6月以降の建物で新耐震基準ですが、計算すると強度が不足しているので一緒に耐震工事をやっていきます。
続く・・・