本日は、富士市の耐震リフォーム工事のキッチンの施工です。
先ずはキッチンを施工する前に、クロスの下地となるパテ処理をしました。
パテ処理とは、プラスターボードのジョイントやビスの穴埋めをし、クロスを張る表面を平らにする処理です。
クロスは私が施工するので(大工やったり電気屋になったりクロス屋になったり大忙し笑)今のうちにパテ処理をしておけば、養生などの手間がすごく省けます。
パテ処理をした後、ペーパーで表面を擦るので埃だらけになります。
そのうちに、特注で頼んだカウンターが納品されたので加工して取り付け開始。
窓カウンターやサッシ枠、キッチン3方枠などは「パイン無垢集成材」。
マツ科の針葉樹。
キッチンカウンターは「ゴム集成ウレタン塗装」。
クワ科フィカス属の広葉樹。
杉や桧も針葉樹で、材質は柔らかく、加工がとてもしやすいのが特徴。
一方、広葉樹は硬く加工はしにくいが、傷に強いのが特徴です。
準備を整え、キッチン施工日です。
今回は吊戸棚も付けるため、資材が多いです。
普段は私が施工するのですが、今回は訳あって施工の職人に依頼しました。
一般的な家庭用のキッチンであれば、1日で設置できます。
今日はキッチンの施工で私の大工スペースがあまりないため、先日別の耐震リフォーム工事の依頼があったお客様のところへ、現場調査にいってきました。
依頼があると、基本妻と二人で訪問し、私が小屋裏へ潜ったりしている間に妻がお客様へ説明という、効率よく現場調査を行っていきます。
妻がクラックなどの異常がないか調べているところです。
2時間ほどで戻ってくると、キッチンはかなり組みあがっていました。
もう少し。
そして17時には完成しました。
色合いがとても素敵ですね。
小学生のお孫さんはこれを見て「かわいい」と言っていました。
かわいい・・・?
と、施主の奥様と「これってかわいいって言うの!?」と笑ってしまいました。
後は電気、ガス、水道と接続すればキッチンは使えます。
工事はまだ続きますが、とりあえずは1ヶ月以上我慢してくれたF様に感謝です。