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富士市耐震補強工事~その6

今日も前回からの続きです。

筋違いや新規の柱、間仕切りを造りながら、新築当時にほとんど入ってなかった基礎と土台を繋げるアンカーボルト(アンカーとは錨)を基礎の中に差し込むために、ケミカルアンカーというカプセルに入った薬品を注入します。

この工法は「後施工アンカー」といい、後から施工できるものですが、鉄筋を差し込む穴を開けたところをしっかりと掃除をしてあげないと意味がないので、入念に掃除をして薬剤を注入。手間を惜しまずの施工が大事。
私の知り合いは、工場などの機械の設置の為の「後施工アンカー」工事を専門としており、全国に出張に行くそうです。

外周部は土壁で筋違いが入らないところは、構造用合板を打って壁倍率をとります。

新規の耐力壁ができたら床の工事に入ります。

3部屋の畳の部屋をフローリングに変えるのですが、既存の大引、根太(床を支える木の桟)は残し、高さ調整のために一度水平を見るのですが、これがなかなかすんなりいかずに苦労しました(>_<

正確に墨出しをして床の冷気が室内に入らないように断熱材を施工しました。

そして仕上げの床板を張る前に、構造用合板を捨て貼りします。

最後にフローリングを施工して仕上げです。

こちらのO様邸はフローリング材を静岡県産材を利用したので、補助金を利用して施工することができました。

私が新規に施工した敷居などは真っ直ぐで楽なのですが、既存の敷居等は築60年も経っているので曲がったり反ったりしていて、床板の施工は苦労しました。

つづく・・・