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長泉町新築土地探し その3

こんにちは、わかめです。前回の「土地探し その2」から気づけばひと月が経ってしまいました。前回の内容は新しく購入予定の土地の昔の情報(この土地は昔何に使われていたのか)を、明治25年までさかのぼって調査した件まででした。
前回のブログは
https://hygge-s.com/2021/01/20/nagaizumi-4/
をよかったら見てください。今回は地盤の調査のお話です。


私が次にしたことは、この土地の地形や地質を調べ、地盤の良し悪しを知ることです。ここでは便利なサイトがあって、静岡県のHPで公開している「静岡県地理情報システム(GIS)」といって地震や水害、土砂災害などによるハザードマップ、地質情報が地図になっており、自分が住む場所の危険度や避難場所、地盤の良し悪しを検索できます。このシステムは私達耐震診断士がこの情報から地盤の情報を調べ、建物が地震に影響があるか、液状化の有無等を調査するときに使います。


今回は土地の地盤状況をこのシステムを使って調べました。結果地層は沖積層(約2万年前以降に堆積して形成された新しい地層。地盤は固まっておらず、地震による液状化がしばしば問題となる。)ではあるけれど、溶岩類に分類されており、地盤の良い→悪いを3段階に分類すると、第1種(良い)第2種(普通)第3種(軟弱)と分けられ、この土地は第1種であることが分かりました。液状化もなく優良地盤であることが分かります。
ちなみに写真GISシステムの長泉周辺を広域で示しています。

御殿場線沿線、箱根、富士山周辺は紫色の第1種、黄色第2種、三島田町駅周辺がピンクの第3種であることが分かります。
ただ、土地というのは数メートル単位で状態が違います。小さな川があったり、崖があったり、以前田んぼだったか雑木林だったのか、一概にこれだけで安心というわけではないのです。
なので、ここからは土地を購入後に地盤を機械で測定をする地盤調査という工程が必要になりますが、ひとまず、購入にあたり土地情報は調べることができますので、値段や立地、不動産屋さんの情報だけで判断をせず、しっかりとしたアドバイスができるパートナーを選んで頂きたいです。

「長泉町新築土地探し その3」への1件のフィードバック

  1. ピンバック: 長泉町新築工事~表面波探査法による地盤調査 | 沼津市工務店「HYGGE+HOMES(ヒュッゲホームズ)」

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