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富士市耐震補強工事~その1

こんにちは。棟梁の酒井です。

これから少しずつ現場の進捗状況をブログにアップできればと思っています。

2021年1月15日にHPを公開したばかりなので、タイムラグが生じてしまいますがご了承下さい汗

頑張って過去の分を投稿しつつ、その日の出来事などを載せていきます。

さて、今回は2020年10月末から富士市での耐震補強工事をさせて頂いたO様邸での着工から完成までです。

居間
続き間

築60年近い平家の在来工法で昔の「the日本家屋」という感じです。

契約前の打ち合わせでは、お施主様より屋根が瓦で重たいので地震が起きた時に心配です。とのこと。

地盤状況や現在の建物の偏心率、昔の家なので開口が大きく壁が少ない。数年前に白蟻が出たなど、ヒアリングををしていくと予算内で収めるのは相当キツイ。

大きなお屋敷なので屋根の葺き替えだけでも、足場を組み瓦を撤去して野地板という下地をやりかえて、新たにガルバニウム剛板などを葺いたらそれだけで数百万円。

さて、どうしよう…

そこで、屋根は手つかずに瓦でも耐えられるように、新規の柱や耐力壁を増やして家を強くしましょう。とご提案。

洗面所、お風呂辺りから白蟻が出たらしく、昔のタイル張りのお風呂は割れたタイルの隙間から、水が侵入して白蟻被害だけでなく、不朽菌の被害も懸念される。

洗面、お風呂も耐力壁を作らなければ偏心率が改善されないので、せっかく壁を壊すのだからユニットバスをお勧めしたところ、気持ち良くOKしてくれました。

屋根裏に入らせてもらうと、2000年以降の耐震基準と比べると耐震用金物等もないので、屋根裏も補強のご提案。

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以前は同時にエアコンを2台つけると電気が落ちるので、30アンペアから40アンペアに上げ、昔の剥き出し配線からほとんど遣り替え、電気が落ちないように回路も変える。

木製雨戸の滑りが悪いのでアルミ雨戸への変更など、仕事は結構なボリュームがあります。

お客様との契約では、2020年末が引渡し。

うーん…間に合うかなぁ💦

次回へ続きます。